授業科目名 | 新学習指導要領とカリキュラム経営 (New Course of Study and Curriculum Management) |
担当教員名 | 山﨑 保寿 (YAMAZAKI Yasutoshi) |
所属等 | 非常勤講師 |
研究室 | |
分担教員名 | |
学期 | 通年 |
必修選択区分 | 必修 |
対象学年 | 1年 |
単位数 | 2 |
曜日・時限 | 月5・6 |
キーワード | |
授業の目標 | カリキュラム経営の課題解決に向けて、授業と実習との往還を踏まえ、新学習指導要領の方向に添い、理論を踏まえた高度な実践力を身に付ける。教員研修教材の作成を必要に応じて行う。 |
学習内容 | カリキュラム経営の理論的考察と事例の分析を中心に、新学習指導要領の動向を踏まえ、課題解決に向けてグループ活動を取り入れて学習する。そのために、カリキュラム経営の実践および新学習指導要領の内容を分析する場面で、グループをまとめたりリーダーとして活動する。また、実習校のカリキュラム・マネジメントの特徴と課題を記述・説明し、自己実践報告書を作成する。カリキュラム経営の課題解決に関するプレゼンテーションで、有効な課題解決方策を示す。教員研修教材の作成を必要に応じて行う。 【実習との連携】 授業の課題を連携協力校における「基盤実習」と関連させ、実習で行った体験・観察・インタビュー結果を本授業で振り返る。 |
授業計画 | 【単元】カリキュラム経営の実践と考察の視点、統計的方法を指導する場合は随時示す(以下同じ)。 1.ガイダンス(自己実践の振り返りと視点の示唆)、教員研修教材の作成に関する計画 2.教育課程およびカリキュラム経営に関する基礎理解 3.教育課程およびカリキュラム経営に関する自己実践の振り返り(兼担教員) 4.自己実践の振り返りと研究的分析枠に関する示唆 5.カリキュラム経営に関する実践的研究の分析枠組み 【単元】新学習指導要領の理解(ディベートまたはパネルディスカッションを含む) 6.新学習指導要領の理解およびカリキュラム経営の新しい方向 7.新学習指導要領の分析に基づく実践的展望(兼担教員) 8.新学習指導要領の分析から導かれる実践的課題 9.新学習指導要領の分析に関する発表・討論 【単元】カリキュラム経営の課題解決 10.新学習指導要領およびカリキュラム経営に関する行政施策の分析 11.カリキュラム経営に関する現状課題の分析とまとめ 12.カリキュラム経営に関する課題解決に向けた方策 13.カリキュラム経営に関する高度化対応研修教材の開発 14.カリキュラム経営に関する高度化対応研修教材の検討 15.高度化対応研修教材の活用検討 【教員間の連携】 <主担当教員>山﨑保寿、研究者教員(講師) 1~15を分担で担当し、授業と実習との連携に配慮する。 <分担教員>実務家教員(教授)、研究者教員(講師) 7・15を担当する。実務家教員として、研究者教員と連携して授業に参加し、主に実習の振り返りを担当する。授業内容および担当の関係で、月56以外の時間や集中講義の時間等を活用する。 |
受講要件 | なし |
テキスト | 山崎保寿『社会に開かれた教育課程のカリキュラム・マネジメント』学事出版、2018年 山崎保寿編『社会に開かれた教育課程を実現する教育環境の構築』静岡学術出版、2018年 |
参考書 | 新学習指導要領に関する解説本、『新学習指導要領が目指す方向Ⅱ』(2017年度作成教員研修資料) |
予習・復習について | カリキュラム経営、新学習指導要領に関する文献を読んでおくこと。 |
成績評価の方法・基準 | 授業中の活動とレポート内容に基づいて、担当教員の合議の上、S~Dで判定する。 |
オフィスアワー | 集中講義期間 |
担当教員からのメッセージ | 新学習指導要領について理解し、各学校の実情を踏まえたカリキュラムを編成・評価する力量を身につけるとともに、同僚教師をリードし、コーディネートする力量の育成を目指します。文献収集力、研究としてのまとめ力も重視します。 |