授業科目名 | 成人の学習の事例と理論 (Case and Theory in Adult Education) |
担当教員名 | 渋江 かさね (SHIBUE Kasane) |
所属等 | 学術院教育学領域 |
研究室 | 教育学部I棟104 |
分担教員名 | |
学期 | 前期 |
必修選択区分 | 選択 |
対象学年 | 2年 |
単位数 | 2 |
曜日・時限 | 火7・8 |
キーワード | 省察的実践研究、学びあうコミュニティ、ラウンドテーブル、実践(学習)記録 |
授業の目標 | 1.教員として以下①~③を願っての「実践」に取り組んでいく上で必要な力量を形成するとともに、こうした実践を支える理論を理解する。 ①みずからが「学び続ける教員」であり続ける、同僚が「学び続ける教員」であることを支える。 ②「個人実践家」ではなく、「学びあうコミュニティを培う実践家」となる。 ③「学校における組織力の向上」や「学校と地域の連携」に、スクールリーダーとして取り組んでいく。 2.研究のあり方を問い直し、「実践者であり研究者である教師」になるために、省察的実践研究への理解を形成していく。 3.実践を「書く」(記録化する)ことを通して、自らの実践の価値を確認するとともに、その価値が人に伝わるような「書く力」を形成していく。 |
学習内容 | 「学び続ける教員」であり続けるための教員の学びあい、学校を創るための教員の学びあい、省察的実践研究について、みずからの経験、文献・実践記録などを基に理解を深めることを、個人学習と共同学習によって進めていきます。 |
授業計画 | 1.オリエンテーション・イントロダクション 2.若手教員の資質能力の向上① 3.若手教員の資質能力の向上② 4.若手教員の資質能力の向上③ 5.アクションリサーチの報告と議論① 6.アクションリサーチの報告と議論② 7.アクションリサーチの報告と議論③ 8.アクションリサーチの報告と議論④ 9.アクションリサーチの報告と議論⑤ 10.アクションリサーチの報告と議論⑥ 11.アクションリサーチの報告と議論⑦ 12.アクションリサーチの報告と議論⑧ 13.教員・大学院生としての実践記録を執筆する 14 教員・大学院生としての実践記録を紹介しあう① 15.教員・大学院生としての実践記録を紹介しあう② ※授業計画は受講者や学習の状況に応じて変わることもあります。 |
受講要件 | とくにありません。 |
テキスト | ありません。 |
参考書 | Reflective Critical Journals as a Teacher and Adult Learner(2017) その他、授業の中で適宜紹介します。 |
予習・復習について | 予習:①アクションリサーチの報告のための準備、②文献を読むことやミニレポートを書くことを、事前におこなってもらうことがあります。 復習:アクションリサーチの報告を実施して/聞いて学んだことを、必要に応じて簡単にまとめてもらうこともあります。 |
成績評価の方法・基準 | 授業中のグループワークへの取り組み、ミニレポート、最終レポートで総合的に評価します。 |
オフィスアワー | メールでアポイントメントをお願いいたします。 |
担当教員からのメッセージ | みずからの学習を「おとな」の学びとして進めていける力をつけていきましょう。 それぞれの受講者がもつ問題意識や問いについて、少しでも自分事としてとらえていけるよう、学習を進めていきましょう。 |
アクティブ・ラーニング | グループワーク、対話・議論型授業、PBL |